禁欲のGW合宿 by 康平

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目次

一、悶絶のスクラム特訓

二、OB登場

三、サオタケ申告

四、オ・ア・ズ・ケ

五、チンチン電車

 

一、悶絶のスクラム特訓

  星城大学体育会ラグビー部ではゴールデンウイークに新入部員のオリエンテーションも 兼ねた七泊八日の学生だけの合宿が行われる。平成の世になってもGW合宿の伝統の一つは一年生部員が「禁欲生活」を送ることであった。

「一年生は全員オナニー禁止だからな!」

と主将の平林俊平がニヤリ。

「マジかよ・・・」「激ヤバじゃん・・・」「一 週間もタメたらチンコハレツしちゃうんじゃねぇ・・・」

と口々にささやきあう一年生。

「おめえら、わかってんのか!返事はどうした!」

と一年生に喝を入れる主将。あわてて背筋を伸ばし「はい!」と返事をする一年生たちだ。

  GW合宿が行われる星城大学河口湖セミナーハウスでは、一年生は四年生の先輩と二人一部屋。禁ズリの約束を守っているか昼夜を問わずしっかり監視される。

 初日の夜、一 年生でスクラムハーフの黒田正樹が雑用を終えて

「俊平先輩!失礼します!」

とクタクタになって部屋戻ってくる。

「おお!正樹か!お前の寝床はベッドの上段だ!」

「はい!」

「一週間の禁ズリはおどしじゃねえぞ!マジだからな!わかったか!」

「はい!」

  部屋の中は学生ラグビーのスターであこがれの俊平先輩の男臭さでムンムン。思わず 「萌え〜〜〜!」の正樹。股間のイチモツがムックリと鎌首を上げる。ラグビー部員は合宿でジャージの下はフリチンだ。股間の強張りは隠せない。それを見て俊平先輩は

「なんだよ正樹、やけに元気じゃんか?こんなんで7日間もつのか?」

とニヤリ。正樹 のジャージの中の強張りをビコォ〜ンと指で遠慮なく弾く。思わず腰を引き「あぁ・・・」 とよがり声をあげる正樹。

  二段ベッドの上段で先輩の真上に寝ている正樹。なかなか寝付かれなかった。オナニー日課の正樹にとってうずく股間もつらい。先輩の寝息さえも自分の股間にビンビン響く。

「俊平先輩、爆睡だ・・・ちょっとくらいわかんねぇーよなぁ・・・」

と自分のジャージの股間を右手でまさぐりシコシコと始める正樹。

しかし

「正樹!みんな我慢してんだ ぞ!仲間を裏切る気か?」

の先輩の声に

「ヤベ・・・マジかよ・・・」

とドキリとして右手の動きをピタッと止める。

 ベッドの軋む律動で正樹の行動は主将にお見通しだ。仕方なく「い、いえ、すいませんでした!」と返事をする正樹。こうして一年生たちにと って地獄のようにつらく悶々とした合宿の日々が始まる。

  合宿三日目四日目とだんだんと股間が重くなってくる一年生たち。こうなると朝起ちも 半端じゃない。俊平先輩は、朝、ジャージの股間を破りそうなほどビンビンにテントを張っている正樹に

「お〜〜元気いいじゃんか!今日はスクラム特訓だぜ!」

とニヤリ。

  練習ではスクラムの最前列に追いやられる一年生。後ろからグイグイと押してくる先輩は意地悪くも

「どうだぁ?え〜〜こっちの調子は?」

と言いながら正樹たち一年生のラ グパンの股間を手で揉んでくる。しかも一人ではない一人が手を離したかと思えば、また隣の先輩が遠慮なく股間のイチモツも揉んでくる。

「あぁ・・・先輩、マジやばいッ スよ・・・」

とスクラムマシーンを押すために両足はしっかりと地面を踏みしめつつも股間が浮くような快感に思わず腰をくねらせケツを振る正樹。

「正樹、なにオネダリし てんだ?」

と先輩がからかう。

「ち、違いますよ、先輩・・・あぁ・・・・」

と否定し つつもよがり声をあげてしまう正樹だった。

  日本ラグビーではラグパンの下はフリチンが伝統。主将の平林は特に遠慮なく正樹のラグパンの中に手を突っ込んで揉んでくる。

「ホントに違うのかぁ?もうガマン汁じっと りじゃんか・・・」

と先輩。

「俊平!正樹のガマン汁搾り出してやれよ!」

と他の先輩 方も容赦ない。

 主将は頭でグイグイと強烈に正樹たち一年生を押しながらも、その右手 は正樹のラグパンの中をまさぐり正樹の股間からなにかを搾り出すように正樹のピンク 色した童貞チンコをそして双玉をたんねんに揉みしごくのだった。

 股間の重いむず痒さに腰をくねられせる正樹。前にはスクラムマシーン、後ろには先輩たち、左右は一年生 たちとガッチリ前後左右を固められ正樹は主将の手から逃げることはできない。

「正樹!オレの手から逃げたきゃ前進あるのみだぜ!さあスクラムマシーンを根性で押すんだ!」

と主将。しかも「ヤバイ・・・いっちまう・・・」と正樹が思った瞬間、先輩の 手はピタッと止まり正樹の男根をギュッと握り締める。まさにスン止めのつらさをとことん思い知らされる正樹だった。

二、OB登場

 赤坂の高級料亭で三丸(みつまる)物産・営業一課の若手課長・四谷(39)が座敷に 土下座する。取引先の社長をGW休日返上の接待だ。

「社長!鈴木ビル一階のテナントは、是非、私どもの子会社が経営する『カフェ・スリ ーサークルズ』にお任せ願えないでしょうか・・・お願い申し上げます!」

 金縁の眼鏡 をかけた鈴木(62)は

「まあまあ頭を上げて・・・天下の三丸さんにそう頭をさげら れたら、こっちもいやとはいえんじゃないか・・・」

「ではお任せ願えるので・・・?」

「・・・ところで・・・」

と話をそらす鈴木。

「山下不動産の社長に聞いたんだが ね・・・君たち踊るんだってね?どうだね・・・契約の判子を押すのは君たちの踊りを 見せてもらってからというのは・・・」

とニヤリ。

 ピンときた四谷は「はい!ありがと うございます!踊らせていただきます!」と答えると、早速、両脇にいた部下の福沢 (37)と河合(36)に目で合図する。
 
  四谷は

「それでは失礼します・・・」

と準備のために次の間に引っ込む。部下の福沢と河合はスーツ姿のまま下がって座敷の隅に正座する。

 ほどなく課長の四谷はなんと素っ裸で次の間から出てくる。鈴木の前に全裸で正座し四谷は口上する。

「これから!三丸 物産・男子独身寮伝統の裸踊りを宵の宴の一興にご披露申し上げます!」

 鈴木の目がギ ラリと光る。とんだ男色社長だ。

「よぉっ!四谷課長!色男!」

と福沢(37)。

 次に

「よぉ〜〜〜〜〜〜おっ!」

と河合(36)が腹から図太い声を出し調子をとったかと思うと、二人は正座したまま手拍子を打ち、唄い始める。

「タンタンたぬきの金玉は」「あっどした!」

「風もないの に、ぶ〜らぁぶらぁ」「あっどした!」

「営業若手の金玉も」「あっどした!」

「腰をフリフリ、ぶ〜らぁぶらぁ」「も一丁!」

「ケツをフリフリ、ぶ〜らぁぶらぁ」

 後輩たちの唄に合わせて四谷は腰とケツを卑猥に動かし、座敷を軽くはねるように回りながら踊る。

「タンタンたぬきの金玉は」「あっどした!」

「風もないのに、ぶ〜らぁぶらぁ」「あっどした!」

「営業若手の金玉も」「あっどした!」

「腰をフリフリ、ぶ〜らぁぶら ぁ」「も一丁!」

「ケツをフリフリ、ぶ〜らぁぶらぁ」

と何度も何度も調子を早めながら踊り続ける。

 それはなんの変哲もないごく普通の裸踊りの唄だ。しかしゴルフ焼けし引き締まった体を持つ四谷の腰の動きはとてつもなく卑猥で、両足の間の密林の中から 頭をヌットだしブラブラと揺れ動くズル剥け黒光りした四谷の男根が卑猥さを一段と引き立たせる。

「ワハハハ!こりゃ、愉快!愉快!」

と鈴木エロ社長はご満悦。もちろん契約成立だ。

  四谷たち三人はともに星城大学ラグビー部OB。現在は大手総合商社・三丸物産の営業マン。接待で取引先の社長から裸踊りをネダられれば

「はい!ありがとうございます! 踊らせていただきます!」

と着ていたスーツをパッと脱ぎ捨てる。こみあげてくる情けなさも30男のプライドもグッと呑み込み

「さあ学生時代に鍛えたオレの素っ裸を存分 に見てください!」

と股間もあらわに腰とチンコを堂々振って滅私奉公、会社のために 乱舞する。根っからの「昭和」体育会系野郎だった。

☆☆☆☆☆

  星城大学ラグビー部GW合宿。

 6日目の晩、主将の平林のケータイが突然なり響く。

 「もしもし・・・」

「おぉ、平林か・・・河合だ。合宿ちゃんとやってっか?四谷先輩 がおめえらのことやたら心配してなぁ・・・最近、運動部の学生の不祥事続きだ ろ・・・」

「は、はい・・・けどオレたちは大丈夫ですよ。」

「いやそれはわかってる。おめえらのこと信用してるぜ。けど、四谷先輩がどうしてもっていうんだ・・・今日一つ契約がまとまってな・・・四谷先輩やたら上機嫌なんだよ・・・明日の合宿最終日、俺たちOBが邪魔していいか?」

「は、はい・・・」

「よし!これで決まりだな! 明日、四谷先輩と一緒にいくからよ。ちゃんと準備しとけよ・・・」

「は、はい・・・」

・・・・・

「えぇっ!聞いてねぇ〜〜〜よ!」

「なんでだよ!GW合宿は現役だけの合宿だろ!」

「そうだよ!OBなんて邪魔だよ!おまえ主将だろ!ちゃんと断れよ!」

「すまん!!!オレ、三丸物産に内定してるんだ・・・河合先輩、独身寮の寮長だし・・・断ったらマジヤベェんだよ・・・頼む!明日一日だけガマンしてくれ!」

と平林。

 それを聞いて他の四年生たちも渋々納得する。

「ちぇっ!OBが来るのかぁ〜〜。なんか嫌な 予感がするよなぁ〜〜。」

三、サオタケ申告

 合宿最終日。

「ちわっ!」「ちわっス!」

とフィールドのあちこちに響く先輩たちの挨 拶。OBの来訪だ。

「お〜〜貴様らしっかりやっとるな」

と四谷。

「スクラム特訓か ぁ・・・懐かしいッスね先輩」

と河合。

 一方、四年生たちに後ろからグイグイと押され る正樹たち一年生。巨漢の二・三年生が何人ものったスクラムマシーンはビクともしない。

「なんだぁ情けねぇぞ!貴様ら!ちっとも進んでねぇ〜じゃねぇか!オレが面倒み てやる!」

と四谷は後列にいた四年生の平林と杉浦を強引にどかして河合とともにスクラムに加わる。

「『もみ』がたらねぇ〜んだよ!」

「どうだ!一年坊主!しっかりためてっか?」

 四谷と河合は「昭和」の名残ともいえる短いピチピチ・ラグパンのムッチリケツを後ろに突き出しながらグイグイと一年生たちを押す。もちろん二人の四本の手は、かわるがわる 一年生のラグパンの中をまさぐり、タマを丹念に揉み、根元から筒先へグイッグイッと童貞チンコを扱き抜く。

 じらされ我慢も半端じゃない。あるものはガキの頃ふざけてや った「電気あんま」を思い出し、あるものは兄貴から借りた「電動オナホール」を思い出す。

 正樹だけでなくスクラムマシーンに肩をつける一年生全員が

「・・・あぁ・・・ たまんねぇ〜〜」

とケツを上下に振ってよがりまくる。それを聞いた四谷は「どうだ!一年坊主!男だったらよがってばかりいねぇで 今の気持ちを正直に吼えてみろ!!」

とハッパをかける。

  7日間我慢に我慢を重ねた一年生たちがついに爆発!

「ちくしょぉ〜〜〜!シコリてぇ 〜〜〜!」

「ちくしょぉ〜〜〜!ヌキてぇ〜〜〜!」

「うぉ〜〜〜!やりてぇ〜〜〜!!」

「そうだ!その気合をスクラムマシーンにぶつけてみろ!!」

 いままで6日間、肩にマメをつくって押してもビクともしなかったスクラムマシーンが動き始める。

「よし!前進 だ!敵を押しのけろ!あそこの白線までだ!」

「うぉ〜〜〜!」

と搾り出すようなうなり 声とともに一年たちはスクラムマシーンを押し続ける。

 四谷たちOBと四年生はもう力を貸していない。一年生だけの力でスクラムマシーンが動いたのだ!

「よし!合格!」

 四谷の宣言に「やったぁ!」とガッツポーズの一年生。OBと上級生たちの惜しみない拍手がフィールド上に鳴り響いた。

☆☆☆☆☆

  OB二人のド迫力は現役先輩50人分に匹敵した。その晩の打ち上げ宴会もすっかりOB に仕切られる。宴もたけなわ、OB四谷が一年生に全裸自己紹介を命令する。 「えぇ・・・マッパで自己紹介・・・それマジやべぇ〜よ・・・」「一年に刺激強すぎーーー」 と上級生がささやきあう。

 セミナーハウスにある講堂のような広い部屋で舞台の上にフリチンで立たされる一年生15人。風呂場で脱ぐのとわけが違う。一年生たちはモジモジ前を隠しぎみ。

「こらぁ っ!貴様ら、何を隠してる!恥ずかしくない!」

とOB四谷の喝が入る。ビクッと気をつけをする一年生。つい二ヶ月前まで高校生だった一年だ。OB四谷の迫力にビビリまくる。四谷に怒鳴りまくられ、それでもなんとか自己紹介をこなす。

  自己紹介が済んでも一年生は舞台に立たされたまま。OB四谷が一番端にいた黒田正樹に命令する。

「黒田!貴様のサオタケを申告せい!」

「サ、サオタ・・・?なんだぁ? このオッサン意味不明ぇ〜〜!」

と思い正樹は無言のまま。

 きょとんとしている正樹に四谷はニヤリとして

「ボク、サオタケって知らないのかな?チンチンの長さのことだよ!ラグビー部に入部するとき先輩に測ってもらっただろ?さあ早く言いなさい!」

と 不気味なほどにやさしく言う。全裸自己紹介と男根竿丈(サオタケ)測定。それはかつてOBたちが入部時にやられた儀式である。「そ、そんなの測ってません・・・」と真 赤な顔で立ち尽くす正樹。

  四谷はギロリと主将の平林俊平を睨む。

「主将!最近はやっとらんのか?」

「い、い え・・・一年はまだなんです・・・この合宿が終ってから・・・」

と必死で言い訳をする主将の平林。

「平林!ならば、立って自分の竿丈(サオタケ)を申告せい!」

「は、はい!13.9cmです!」

「アイツ・・・いい加減なこと・・・部員のチンコ の長さなんていまどき測ってるわけねぇじゃん・・・」

と他の四年生は笑いを押し殺す のに必死だ。

 その雰囲気を察知した四谷はギロリと主将を睨みつける。

「平林!貴様! オレにウソの申告をしたな!!!」

と主将を怒鳴りつける四谷。飛び上がるようにビクッとして

「は、はい!申し訳ありませんでした!」

と平林は四谷にペコリと頭を下げる。

「平林!オレにウソの申告をした罰だ!舞台の上だ!貴様も素っ裸で一年坊主の隣に並べ!鍛えなおしてやる!」

  すでに三丸物産の内定がきまり、カラダ半分「社会人」の平林は、将来上司の四谷に逆らえない。主将の面目丸つぶれ。

「は、はい・・・」

と、か細い声で返事をすると耳まで真っ赤に染まった泣きそうな顔でジャージを脱ぎ捨て全裸になる。そして舞台にあがるのだった。

「これから一年坊主の竿丈測定だ!河合!メジャーの準備をしろ!」

「はい!」

 これからなにが始まるのか上級生たちが固唾を呑んで見守る中、OB四谷の

「平 林と一年坊主は竿を起こせィ!!!」

の命令が飛ぶ。

四、オ・ア・ズ・ケ

  竿丈(サオタケ)測定はガマンガマンの男の鍛錬。もうひとこすりの射精寸前、「おあずけ」チンコの裏筋にメジャーをあてがい長さを測る。先輩から射精許可が下りるまでグッとこらえて我慢する・・・

「もっと皮をしっかり剥きあげろ!」

「貴様!それではシゴいてることにならん!小指から人差し指、四本の指をしっかり裏筋にあてがう!そして親指で竿のつけ根からカリ首まで、しっかり絞りだすように何度も何度も己の竿をしごく!」

とOBの指示に舞台下の現役部員たちは大爆笑。

 OBたちの命令に舞台に出された一年生も主将の平林も股間をガバッとおっ開ろげ、目をつむり真っ赤な顔で自分の息子を必死でシゴく。7日間溜めに溜めてどんなに股間が重くても、こんな雰囲気の中、竿がオッ勃たつわけがない。

  OB河合が見かねて怒鳴りちらす。

「おめえら、自分の竿一本もおったてられねぇのかぁ?そんな度胸のないヤツはラグビーやる資格ねーぞ!特に平林!主将のくせになんだそのフニャチンは!」

「如意棒とは自分で自由自在にあやつれるから如意棒なんだ!貴様らそれでも一人前の男かぁ!!」

と四谷も怒鳴る。

 主将・平林への集中攻撃も始まる。風呂場で通用する「見栄剥き」も、シコらされたら包茎もバレバレ。OBの前では通じ ない。

「平林!貴様!四年にもなってまだ皮被りか!貴様も来年は三丸の営業だぞ!独身寮・入寮までにその包茎チンポをどうにかしろ!」

とグサリ。野郎心もズタズタだ。

  あわれ愚息たちは萎えたまま。OB二人はついに舞台にあがり「竿起て指導」が始まる。

 舞台にあげられた全員が皮被りの童貞チンコ。七日もザーメン溜めた日にゃチンカス溜りも半端じゃない。OBたちの手によってグイグイ剥き上げられる童貞チンポ。栗の花のチンカス臭が鼻をつく。

「なんだおめえら、カリ首にチンカスがこびりついてるぞ!」

「貴様ら、だらしねぇぞ!いつでも先輩にお見せできるようチンポは普段からしっかり手入れしておけ!」

とOB二人からは「大人の男」の礼儀指導。

「は、はい・・・」

とうわずりながら返事をする一年野郎たち。右手はシコシコいそがしい。

  正樹の後ろで正樹の右手に手を添えながら四谷がささやく。

「貴様!いいもんもってんじゃねぇ〜〜か、もっと堂々としろ!」

「は、はい・・・」

 顔から火が吹きだしそうなほど恥ずかしい。しかし、自分のチンコを褒められて正樹もちょっとは鼻が高い。

「もっと気持ちを入れてしごかんか!こうだ!」

と正樹の右手を強引にどかせ四谷の右手が正樹の男竿をムンズとつかむ。

「あぁ・・・」

 正樹の童貞チンコは敏感だ。腰を引いた弾みで後ろにいる四谷に思わず倒れ掛かりそうになる正樹・・・正樹のケツの谷間が四谷のジャージの股間に触れる・・・正樹のケツは四谷のズル剥け竿の脈打ちをジャージ越しに感じる。

「ひぇ〜〜、このオッサンのチンコ、でっけぇ〜〜〜」

と思わず「萌え〜〜!」の正樹。元気のなかった正樹の愚息がムックリその鎌首をもたげる。

「よし!それでこそ男だ!」

四谷の声に正樹の隣にいた平林が、そして一年生たちが全員、正樹の立派な股間 に注目する。

「正樹のデッケェ〜〜!」

 他の先輩たちも、舞台直下に近寄り、正樹の剥きあげられたチンコに注目だ。

 大胆になった正樹は腰を突き出し、舞台の下に集り見上げるように観察する先輩たちに己の玉と竿を見せつける。

 正樹に負けじと男のプライド。他の一年生の股間も次第に元気に鎌首をもたげる。

 後輩に負けじと主将のプライド。平林も気合で竿をオッ勃起てる。

 正樹のチンコが呼び水になり、舞台の上では、元気な16本の童貞チンコが脈打ちながら合宿で鍛えられ引き締まった下腹をビンビンと打ちまくる。

・・・・・

  いよいよ竿丈測定本番だ。

「よし!竿から手を離せ!股をもっと開く!両手を後ろで組み、チンポをグッと前に突き出せ!」

 一年生15人と主将の平林は言われたとおりに腰をグッと前に突き出す。

 しかし

「もっと前に!」

「まだ足りん!もっと突き出せ!」

とOBたち。

 正樹たち一年と平林は、のけぞるように体を反らせ、16本の童貞チンコが天井を向いてそそり勃つ。

「よし!」

とOB四谷。

 四谷が一番端の一年生・前川の後ろ に回り、一年の腰を軽く左手で支え、右手はムンズと前川の竿をつかむ。

 グイッと根元から一こすり。

「あぁ・・・」

と前川は思わずよがり声をあげる。舞台下の現役部員の先輩たちは「マジかぁ・・・」と思わずつぶやく。

「まだです!」

とOB河合。OB河合はメジャーを用意して、前川のタマを観察する。タマの縮み具合で射精寸前か否かがわかるのだ。

「おあずけだぞ!おあずけだ!我慢せいよ!」

とOB四谷。さらにグイッともう一こすり。

「あぁ・・・も、もう・・・」

とさらにつらそうな前川。

「まだです!」

とOB河合。

「いきてぇ〜かぁ?」

「はぁ・・・はい・・・た、たまんないッス・・・」

「おあずけだぞ!男だったら我慢せい!」

さらにグイッと三こすり目。

「あっ、あぁ・・・あぁ・・・せ、先輩、じ、自分・・・もう・・・」

とよがりまくりの前川。

「OKです!先輩!測定します!」

とOB河合。

「よし!測定だ!」

とOB四谷。

 前川のタマがキュッとうめぼしのようにシワシワになって締まっている。発射一こすり前だ!

 OB河合は手際よく、前川の反り返った竿の裏筋にメジャーをあて「竿丈」を測定する。

 メジャーを竿の裏筋に当てられた前川は「あっあぁ・・・」ともう一よがり。

「10.5cmです!!」

「よし!一年・前川!10.5cm!」

 これで測定一丁あがり。しかし発射はまだまだ「おあずけ」なのか・・・発射許可はおりない。

「よし!よくがんばった!まだ腕は後ろに組んだままだぞ!チンポに手は触れるな!気合でそのまま勃起てておけ!」

と無情の命令を残し、OB四谷と河合は隣の一年生の測定に移る。

グイッ!「あぁ・・・」

グイッ!「あっあぁ・・・」

グイグイッ!「あぁあああ・・・あぁ・・・」

と測定まで最低三こすりはタップリじらされ、

「一年・熊倉!12.4cm!」

「一年・山本!9.2cm!」

「一年・高橋!11.7cm!」

「一年・矢沢!7.6cm!」

と次々竿丈測定が進んでいく。

  次はいよいよ正樹の番だ。待っている間、オッ勃起てた股間のイチモツはさらし物。舞台下の先輩たちの視線を感じ

「正樹のマジでっけぇ〜〜!」

のささやきを聞きながら、隣のヤツがよがりまっくているのを横目でチラチラ眺める。自慢の巨根をヒクヒクいわせて順番を待つ正樹。

「あぁ・・・じ、自分、も、もう・・・たまんないッス・・・」

と隣の小沢がよがりまくる。

「一年・小沢!10.3cm!」

と測定結果の発表だ。

「お〜〜いよいよ貴様か!」

と四谷が脇にやってくる。

「よし!いいぞ!堂々とチンポを前に突き出すんだ!」

「はい!お願いします!」

と思い切り上半身を反らし、天井を突くように己のイチモツを大胆に前に突き出す正樹。河合が前でメジャーの準備。

 四谷は左手で正樹の腰を支えギュッと自分の方へ正樹を寄せる。正樹の右ケツが四谷のジャージの股間に触れる・・・

「やっぱ、でっけぇ〜〜!」

 正樹はOBの逞しい股間を触りたく なる・・・しかし、両手は後ろで組んでガマンガマンだ。

 四谷の右手は正樹のヒクヒク律動しているおっ勃起った竿をギュッと握ると根元から筒先までグイッと一こきシゴキあげる!

「あっあぁ・・・」

 透明なガマン汁がすでに裏筋をつたって流れ落ちている。

「まだまだです!」

とOB河合。

「おあずけだぞ!我慢せい!」

 四谷はそういうと左手で正樹の腰を持って正樹の右ケツをさらにグッと自分の股間に押し付ける。

「あぁ・・・」

「どうだ・・・黒田・・・いきてぇ〜かぁ?」

とOB四谷はニヤリ。

 再びグイッと二こき目。正樹の童貞チンコに浮き出た血管がドックンと血液を海綿体に行き渡らせる。

「あぁ・・・たまんねぇ〜〜〜!」

と思わず声を出す正樹。

「そうだ!男だったらもっと吼えろ!女みたいによがってねぇ〜で、堂々吼えまくれ!!」

「まだです!」

とOB河合のジラシは続く。

 正樹の股間に重くぶら下がっていた金玉は、すでにキュッと縮み上がって発射準備完了だ。

 四谷の右手が再び正樹の童貞チンコをグイッとシゴク。三こすり目だ。

「あっ!あぁ・・・ぬきてぇ〜〜〜!!先輩!も、もう自分・・・」

「『もう自分』・・・なんだぁ?」

「もう自分、いきそうッス!」

「本当かぁ?」

「まだまだです!」とOB河合がニヤリ。

「おあずけだぞ!我慢せい!」と再び四谷がニヤニヤしながらいじわるく言う。

 そしてグイッと四こすり目に入る。

「あぁああああ・・・ちくしょう・・・だしてぇ〜〜〜!お、お願いです・・・せ、先輩・・・あぁ・・・・」

 すでに先走りが透明の筋になって正樹の竿をしたたり落ちている。

 正樹の懇願にやっとOB四谷が河合に目で合図する。

「OKです!先輩!測定します!」

「よし!測定だ!もう少しだぞ我慢せい。」

 河合は手早く正樹の竿の裏筋にメジャーをあてがう。グルグルグルッとメジャーがひときわ長くケースから引き出される。

「一年・黒田!17.8cm!」

「お〜〜〜〜〜〜!」

「やっぱすげぇ〜よ!!アイツのチンコ。」

「久々の巨根野郎じゃん・・・」

と舞台下の先輩からは感嘆の声が聞こえるのだった。

  最後は主将の平林。OB二人から徹底的にジラされて鍛えなおされる!

グイッ!「あぁ・・・」「まだまだです!」

グイッ!「あっあぁ・・・」「まだまだです!」

グイグイッ!「あぁあああ・・・あぁ・・・」「まだまだです!」

グイッ!「あぁあああ・・・あぁ・・・も、もう・・・」「まだまだです!」

グイグイッ!「あぁあああ・・・あぁ・・・そ、それ以上は・・・じ、自分・・・」

と五シゴキ目でもOB河合のOKはなし。

「『それ以上は』なんだぁ?」

「じ、自分・・・もう、も、も、持ちません・・・あぁ・・・」

それを無視するかのようにOB河合は

「まだまだです!」

「貴様!主将だろ!根性みせてみろ!オ・ア・ズ・ケだ!」

グイッ!「あぁ・・・・」

グイッ!「あぁ・・・」

グイッ!「あっあぁ・・・」

グイッ!「あぁあああ・・・あぁ・・・」

と、よがりまくりの主将・平林。もうそろそろ限界だ。ゼミに部活に就活と超多忙のなか、10日間も自然に溜めて GW合宿に突入してしまった股間の重さが、いまとなってはアダとなる。

ついにグイッ!と四谷の右手も10こき目だ!

「ああぁ・・・イ、イ、イクゥ・・・」

 平林がなんともいえない声をもらす。四谷は自分の手に握った主将の竿がドクン!と脈打つのを感じる。

「あ!コイツ・・・漏らしやがった・・・」

ドクン!ドクン!ドクン!ドピュ!ドピュ!ドピュ!!

 まるでマグマが噴出した活火山のように大爆発する主将・平林のチンコ。その先端からでた特濃の粘液は、ドピュ!とOB河合の顔に遠慮なくかかり、舞台下まで飛び散るのだった。

「おぉ〜〜〜〜〜!危ねぇ!ぶっかかる!」

と、思わず後ずさりする現役部員たち。そして「あいつ・・・最近、抜いてねぇ〜のかよ・・・」「俊平の精子、濃すぎーーーー!」とささやきあう。

「この早漏野郎!四年!平林!測定不能!」

と顔にベッタリ粘液がついたOB河合が怒鳴る。大爆笑の現役部員たち。

 いまにも平林になぐりかかろうとするOB河合に四谷は

「まあ学生相手にそう熱くなるな・・・平林も悪気があったわけじゃない・・・なぁ!平林!」

 泣きそうな顔の平林は

「す、すいません!」

と素っ裸のまま土下座して謝まる。

「来年、貴様は一年坊主と測りなおしだ!おっと・・・貴様はもう卒業だったな・・・よし、来年、三丸物産の独身寮でたっぷり鍛えてやる!」

「は、はい・・・お願いします。」

「平林!今日のところは許しといてやる!けど、おえめ、独身寮の寮長はオレだってこと忘れるんじゃねぇ〜ぞ!来年の四月、覚悟して入って来い!そのだらしない童貞チンポを百戦錬磨のタフな営業マンの男竿に鍛えなおしてやる!」

と河合。

「は、はい・・・よろしくお願いします!」

四谷はやさしく

「よしよし・・・メソメソしてないで立ちなさい・・・平林、わかるな・・・男が『粗相』をしたら責任とらなゃならんってことを・・・」

と、平林に諭すように言う。

「は、はい・・・」

「よし!これから罰ゲームを開始する!」

五、チンチン電車

「よし!これから舞台に上がっている一年坊主と平林に竿丈測定が完了できなかった連帯責任をとってもらう!!」

「俺たちが現役当時!星城大学ラグビー部の伝統の懲罰であった『チンチン電車』をとり行う!」

とOBの宣言。

「連帯責任かよぉ〜〜」

「えぇ・・・オレたちも罰ゲーム・・・マジ・・・」

「チンチン電車ってなんなんだぁ?」

と一年生はささやきあう。

「あれじゃ一年がかわいそぉーじゃん!主将!もっとしかっりしてくれよ!」

と現役部員。

「何ブツブツいってるんだ!右向け!右!」

 平林と正樹たちは、一斉に横を向き、何が始まるのか不安に思いながら前のヤツのケツをぼんやり眺める。

「前のヤツのケツに貴様らの大切なイチモツを上向きにはさみ込め!」

「えぇ〜〜!」

と一年生たちからは思わず悲鳴にも似た声がでる。

「すべこべ言わずに、前の野郎は後ろの野郎にケツを貸してやる!」

舞台下の現役部員たちは再び大爆笑。

「オラ!カラダをもっと密着させろ!そうでないと竿はケツにしまいこめんぞ!」

「は、はい・・・」

と、躊躇しながらも怖いOBの命令に一年生たちは自らの竿を上向きにして、前のヤツのケツに自分の股間を密着させるように押しつける 。

  正樹の前は平林主将だ。ちょっと毛深いムッチリした平林のラグビーケツの双丘にまるでホットドックのソーセージのように挟み込まれる正樹の童貞チンコ。

 正樹のプリッと盛り上がったケツには、一年・小沢の竿が挟み込まれる。正樹はワザと両ケツをキュッキュッとしめて

「よろしくな!」

と言わんばかりに小沢の竿にご挨拶だ。後ろを向いてニヤリとする正樹。

「ま、まさき・・・やめてくれよ・・・オレ、マジやっべぇ〜〜よ・・・」

と小沢はうわずった声を上げる。

「前に手をまわしてもっとくっつけ!どうせなら、乳をもんでやったらどうだ!」

と四谷。現役部員たちは大爆笑だ。

 小沢はケツの仕返しにと、正樹のピンク色の童貞乳首を揉みまくる・・・

「あぁ・・・や、やめてくれ・・・小沢・・・いまはやべぇ〜〜よ」

と正樹の声もうわずっている。

  16人のラグビー野郎が体を摺り寄せ前のヤツのケツに股間を埋め込み「連結」した。チンチン電車の先頭車は連帯責任の原因となった野郎の指定席。もちろん今回はちょっと情けない主将の平林。ケツを一年坊主に貸すだけ貸して自分のチンポは晒しものだ。

「いいか!チンチン電車の先頭のチンポは常にオッ勃てて前を照らすんだ!」

と四谷は再び平林のチンコをムンズとつかみグイグイグイッ!とシゴキあげる。平林の早漏チンコは再びビンビンに鎌首をもたげる。

「また『お漏らし』したら大変だからなぁ・・・おめえのチンポにはこれを被せてやる!よう反省せい!」

とOB河合は平林のイチモツに持っていたコンドームをグイッと被せる。

「は、はい・・・」

と真っ赤な顔の平林。舞台下の後輩たちは大爆笑。平林は頬をさらに紅潮させグッと唇を噛み締めその屈辱に耐える。コンドームを被せられ妙にテカッた平林のチンコはさしずめチンチン電車の「前照灯」か・・・いよいよチンチン電車の出発だ!

「よし!貴様ら!オレたちの唄に合わせて、足を左右交互に高く上げ、舞台を回るんだ!これは連帯責任の罰ゲームだからな!手抜きはゆるさん!気合を入れて真剣にやれ!」

「は、はい!」

 河合が歌いだしの音頭をとる。唄うはもちろんあの唄だ!

「ヨォ〜〜〜〜オッ!たんたんタヌキの金玉はぁ〜」

「あ!どした!」

と今度は四谷が合いの手を入れる。

「風もないのにぶぅ〜らぁぶら」

現役部員たちからは大爆笑が起こる。

「ばかもの!笑ってねぇで貴様たちも歌え!」

と四谷の喝。

 笑いをこらえつつも現役部員たちが唄い始める。今度はOB二人が合いの手だ。

「たんたんタヌキの金玉はぁ〜」「あ!どした!」

「風もないのにぶぅ〜らぁぶらぁ」「あ!どした!」

「ラグビー部員の金玉も〜」「あ!どした!」

「腰を振り振りぶぅ〜らぁぶらぁ」「も一丁!」

「ケツを振り振りぶぅ〜らぁぶらぁ」

  よく通り図太く低い声のラグビー部員たちの大合唱が始まる。

右!左!右!左!

と唄にあわせて16人の「連結された」ラグビー野郎は足を上げ上げ舞台の上を回り始める。

「もっと腿を高く上げろ!腿が床に水平になるまでだ!」

とOB四谷の注文が飛ぶ。

「はぁ・・・はい・・・あぁ・・・」

と返事にならない返事を返すチンチン電車。

 腿を高く上げろと言われても、前のヤツのケツに股間は密着だ。大きく蟹股に股間をオッ開いて右!左!右!左!とやるしかない。ちょっとすね毛が生えた汚ねぇ〜野郎の足が舞台の上で上下する。それにあわせて 上向きになった股間のイチモツが前の野郎のケツの谷間を上下する。ケツズリだ!もちろん一年生の股間のイチモツは前の野郎のケツの谷間でギンギンにいきり勃つ。
 
「たんたんタヌキのキンタマはぁ〜」「あ!どした!」

 右!  左!  右!  左!

「かぁぜもないのにぶぅらぁぶら」「あ!どした!」

 右!  左!  右!  左!

「あぁ・・・チンチンが・・・」

「あぁ・・・擦れる・・・」

「は、ハンパじゃねぇ〜ハァハァ・・・」

「腿をもっと高く上げィ!」

「は、はい・・・あぁ・・・」

「ラグビーぶいんのキンタマもォ〜」「あ!どした!」

 右!  左!  右!  左!

「こぉしを振り振りぶぅらぁぶら」「も一丁!」

 右!  左!  右!  左!           

「オラオラ!貴様ら元気がねぇ〜ぞ!!腿をもっと高く上げんかぁ〜〜い!!!」

「は、はい・・・あぁ・・・」

「こ、これ以上・・・あげられるかよ・・あぁ・・ツレェ〜〜」

「マ、マジ、ヤベェ〜〜よ・・・イ、イっちまうよ・・・あぁああ」

「ケぇツを振り振りぶぅらぁぶら!!」

 右!  左!  右!  左!

「あっあぁ・・・」

  気合を入れて腿を上げれば上げるほど、ケツズリ摩擦は熱を帯び、股間がツラク重くなっていく・・・最初はゆっくりした速さだった唄も、OBたちの音頭取りでアナログレコードの回転数を上げるがごとくスピードを速めていく。前のヤツのケツの谷間に挟み込まれたチンコがますます擦れる。

「さあ、仲間にばかり唄わせてねぇ〜〜で、貴様らも唄え!」

と四谷の命令が「チンチン電車」に飛ぶ。

 さらに歌のスピードが速まり、ケツの谷間に挟み込んだチンコのケツズリ摩擦も半端じゃなくなる・・・やがて

「たんたんタヌキの金玉は〜〜、あぁ・・・風もないのにぶらぁぶら、あ、あぁ・・・・・」

「ラグビー部員の金玉も〜〜、あぁ・・・・腰を振り振りぶらぁぶら、ああああぁ・・・・」

「ケツを振り振りぶらぁぶら、あぁ・・・・」

と次第に「チンチン電車」たちの歌声によがり声が混ざってくる。

 ほどなく16両編成の「ちんちん電車」のすべての「車両」から「ス、スマン・・・オ、オレ、もう・・・あぁ・・・ウッ・・イッくぅ〜〜!」となんとも切ないラグビー野郎たちのうめき声が響いてくる。いくら股間が重く熱くむず痒くなっても、右!左!右!左!の腿上げは止められない。OBたちは気合の入った高い水平腿上げを命令し続ける。ケツズリ摩擦も最高潮だ・・・

  正樹のケツに挟まった小沢の竿が今まで以上に熱くなりドクン!ドクン!と脈打つのを感じる正樹。

 小沢が正樹の耳元でささやく

「ま、まさき・・・ス、スマン・・・オ、オレ・・・イ、イッちまう・・・ウゥッ・・・」

ドクン!ドクン!ドピュ!ドピュ!ドピュ!

 正樹はケツの谷間に小沢の熱い粘液がぶっ放されたのを感じる。それは一週間溜めた健康な男の「精」なる粘液だった。力尽きたように正樹によりかかってくる小沢。正樹は正樹の乳首の上の小沢の両手を「気にすんな・・・お互い様だ・・・」といわんばかりにギュッと握ってやるのだった。

  正樹もそろそろ限界だった・・・平林のプリプリの双ケツに挟まれ、平林のちょっと毛深いケツ毛が正樹のナニを絶妙に刺激する。

「あぁ・・・せ、先輩、じ、自分、もうダメッスよぉ・・・・」

と平林にささやく正樹。

 正樹のイチモツをスッポリと包み込んでいる平林先輩の谷間の深い肉厚のケツがキュッキュッと締まる。まるで「正樹!オレのケツでよかったら思う存分ぶっ放していいんだぞ!よく一週間ガマンしたな・・・おつ かれ・・・」と正樹に言っているようだった・・・

 もう限界だ!一週間股間に溜めたものをぶっ放す時が来た・・・

「せ、先輩、す、すいません・・・・あっあぁああ・・・ウッ!イックゥ〜」

とうめきながら、平林のケツの谷間にドクン!ドクン!ドピュ!ドピュ!ドピュ!と一週間たまりにたまった特濃ザーメンを放出する正樹。平林と正樹の間からクリーム色の粘液が糸を引くように舞台の上にしたたり落ちる。平林は乳首のあた りをまさぐる正樹の両手をギュッとにぎってやるのだった・・・

  こうして「チンチン電車の罰ゲーム」は終った。その後も深夜までOBの四谷と河合は、上機嫌で後輩に酌をさせながら、後輩たちが用意した酒を飲みつくすのだった・・・・

☆☆☆☆☆

  翌早朝。

「昨日はOBに好き勝手させて悪かった!」

といって現役部員たちに土下座する主将の平林俊平。

「心配すんなって!」

「昨日のことはなんとも思ちゃいないからさぁ!」

と四年生たちは平林の肩を叩いて励まそうとする。

三年生の片桐が

「俊平先輩!一年と先輩のかたきはさっきとっておきましたからね!」

とニヤリとする。

「お、おまえら、なにやったんだ?」

と心配そうな顔をする平林。

副主将の杉浦が

「心配すんな! 俺たちだって絶対にわかんねぇ〜よ!」とニヤリ。

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「先輩・・・最近のガキはこわいッスねぇ〜〜、オレたち、いい晒し者ッスよ・・・」

「ああ・・アイツらには一本取られたなぁ・・まあ、オレもチトやりすぎたかぁ・・・反省、反省・・・」

「夏合宿の現役戦でアイツらに借りをかえしましょうよ!」

「そうだな・・・最高のOBチームを編成してリベンジといくか!」

「そうですよ!そうこなくっちゃ!絶対に勝って、地獄の罰ゲームでアイツらをヒーヒーいわせましょう!」

「おお!それまでにしっかり鍛えとこうぜ!」

「もちろんです!あ、先輩・・・やっと警察が助けに来てくれましたよ・・・」

「そ、そうか・・・いいか死んでも大学名と社名は出すなよ・・・母校の名誉にドロを塗りたくはない・・・それにこんな不祥事がバレれば、俺たちバブル入社組は即リストラの対象だからな・・・・」

「わかってます・・・先輩・・・」

  クスクス笑う家族連れに回りを取り囲まれて、二人の会社員らしき男が全裸で湖畔の桟橋に縛り付けられていた・・・

☆☆☆☆☆

  その翌日。地元の新聞の社会面に小さな記事が載った。

「暴走族によるオヤジ狩りか?

5日早朝、河口湖畔のボート係留場で30代の会社員二人が全裸で縛り付けられているのが、近くに釣りに来ていた家族連れによって発見された。二人の命に別状はなかったが、発見時、二人は局部を紐のようなものでぐるぐる巻きにされていたという。警察では、ゴールデンウイークに近辺に出没していた暴走族の仕業とみて、目撃者がいなかったか現在懸命に捜査中」と。

終わり

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